老神温泉のお湯は、その昔、赤城の神が発見したと伝えられ、そのため一名を「赤城湯」とも申します。
赤城の神と日光の神は大変仲が悪く、しばしば戦いをしておりました。
ある戦いのおり、赤城の神が不利となり流れ矢に当たり、傷を負いこの地まで逃げて参りました。
赤城の神は馬から降り、弓の先で岩を突きましたところ、忽ちこんこんと温泉が噴き出し、このお湯につかりますと、たちどころに傷が治り、追いかけてきた日光の神を追い返すことができました。
今日の「老神」という地名も、追われる神「追神」と書かれておりましたが、のちに老いた神が発見したお湯は、万病に良しと申され「老神温泉」となりました。
当館の露天風呂「赤城の湯」も神様が岩間から流れ出るお湯を、河原の石でせき止めてお入りになったことを偲びまして、造ったものでございます。